「タンザニアってどんなところ?」第四弾!タンザニアの教育制度って?~ASANTE内WSを終えて~

 

「タンザニアってどんなところ?」
今回のテーマは

”教育”

 

先日、ASANTEメンバーによって、

タンザニアの教育制度についてのプレゼンテーションが行われました。

 

(WSにてプレゼンを行う、上智大学3年 荒井健太。)

 

 

今回はWSでのプレゼンの内容を基に

・タンザニアの子供たちはどんな学校に通っているの?

・私たちと同じ大学生はどんな事を学んでいるの?

という疑問に沿って調べていきます!

 

 

 

①タンザニアの言語は?識字率はどのくらい?

 

 

まず、基本的学習状況として、識字率・学校で使う言語についてです。

 

15歳以上の男女の識字率は、

2010年→67.8%

2015年→80.36%

(出典:世界銀行)

 

学校で使う言語は、

初等教育はスワヒリ語(英語の科目が1年から取り入れられる)

中等教育はすべて英語(スワヒリ語の授業以外)

で行われます。

え、、小学一年生から英語やるの、、、?

と思った方いませんか?すごいですよね。

 

タンザニアではスワヒリ語英語の2つが公用語とされています。

そのため、初等教育から英語の授業があります。

 

 

②タンザニアの学校制度について

 

 

ん…?初等教育って?と思った方いませんか?

 

タンザニアの学校制度は少し日本と異なり、次のようになっています

       就学前教育  2年(5〜6歳)
  初等教育   7年(7〜13歳)
  前期中等教育 4年(14〜17歳)
  後期中等教育 2年(18〜19歳)
  高等教育   3年(20~23歳)   出典:外務省

日本は「6-3-3-4」年制なのに対し

タンザニアは「7-4-2-3」となります。

なるほど、随分違いますね。

 

ちなみに、義務教育期間は7〜13歳(初等教育)で、

2001年度より無償化されています。

そして私たちが通っている大学と同じものにあたる、「高等教育」には

ダルエスサラーム、ムベヤ、アルーシャなどの技術専門学校

ダルエスサラーム大学、ソコイネ農業大学などの大学・短期大学があります。

 

 

その中で、ダルエスサラーム大学について少し詳しく調べてみました!

 

 

~ダルエスサラーム大学について~

「1966年創立。創立時は東アフリカ大学であったが、1970年にナイロビ大学(ケニア)・マケレレ大学

(ウガンダ)とダルエスサラーム大学に分割された。

創価大学・東京学芸大学・明治大学・早稲田大学が協定校となっている。

前期(10~2月)・後期(3~6月)の二期制で授業が行われる。

主な学部は、人文社会学部(舞台芸術学・歴史学・考古学・観光学・スワヒリ語学) 教育学部・商学部・

法学部・理工学部・スポーツ科学部・獣医学部・コンピューター学部・マスコミ・ジャーナリズム学部・

自然科学部・海洋学部がある。」

 
なんと舞台芸術から獣医学、海洋学まで!

様々な分野の学問を学ぶことが出来るのですね!

とても興味深いです…!
私たちと同世代のタンザニアの学生たちは

何を学び、どんなことに熱中し、どんな未来を思い描いているのでしょう…

私たちと同じように、

「ニホンの学生はどんな学生だろう…」

と考えていてくれたらなんだか嬉しいですね!

 

 

 

日本の教育制度ばかりを押し付けるのではなく、

相手の国と対話をして、考えて、実行する

 

現地についてよく知ることは、

私たちの普段の活動姿勢を見直す良い機会にもなります。

 

 

以上、タンザニアってどんなところ?でした!

 

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